ヒノキチオールの毒性 半数致死量
ちなみに、LD50(半数致死量)のデータを集めてみました。
半数致死量=対象の動物に薬剤を投与し、その半数が死ぬ薬剤量。
データ1
データ2
データ3
対象の動物によってLD50の値は異なりますが、マウスで85mg/kg〜800mg/kg
とあります。
これを人間の体重で例えると、50kgの成人男性であれば、4.25kgのヒノキチ
オールを一気にとれば、危ない状態になるかもしれません。
(※当然ながら、ラットとヒトでは差がありますので上記は単純な考えです)
ですが、こんな量を一気にとるのはほぼ不可能なので、食品添加物に使われて
いる程度の量では、問題ないといっても大丈夫です。
ちなみに、毒物の代名詞といわれる青酸カリウム(青酸カリ)では、マウスでの
LD50は、5-10 mg/kgといわれています。
(人間で例えると、50kgの方で250mg〜500mgの青酸カリウムを一気に摂取すると
死ぬ可能性があることになりますが、実際はもっと少なそうです。)
Wikipedia:青酸カリウム
ヒノキチオールの毒性は、人間に対しては、ほとんど問題なさそうです。
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