ヒノキチオールの合成法
さて、本題に入りまして、ヒノキチオールの合成法です。
ちょっと専門的な内容になりますので、興味のある方のみどうぞ。
ヒノキチオールは、天然成分から取り出す方法と、合成によって作る方法の
２つがあります。
天然からヒノキチオールを取り出す場合は、ヒノキチオールの含有している
ヒバなどのおがくずから水蒸気蒸留によって精油を取り出す方法です。
水蒸気蒸留について（Wikipedia）
次に、人工から作る場合。
こちらについては、Wikipediaにはシクロペンタジエンから合成する方法と
ありますので、以下私が調べた範囲内で合成経路を考えてみました。
（シクロペンタジエンを出発原料として推測してみました。）
こんな感じで、合成経路を推測してみました。
合成で作るとしたら、上記の例に限らず途中で副反応がでると思うので、
製品にするときは、再結晶やカラムクロマトなどで分離して不純物を
取り除いている、と思います。
したがって、一応化学的には純粋なヒノキチオールを作ることは可能だと
思われます。
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